2007年12月31日
今年もあと少しでおしまい。1年を振り返ったときの変化といえば、髪を短く切ったこととちょっと太ったこと。そしてひとつ歳をとりましたね。
活動状況については、まわりの状況にあわせて流れていた年だったような気がします。「ウチで一緒にやらない?」というお話や「一緒に会社をつくろう」などというお話も幾つかありましたが、そんな話がやってくるのも、フリーランスという立場があまりにも自由だからなのでしょう。私自身、「もしかしたら、また就職しちゃうのかなあ」と思うこともありましたが、「まずは手持ちの作業を終わらせてから考えよう」と思っているうちに、あら、年の瀬です。
そんな1年の間、個展で発表するような作品を制作する時間をほとんど持たなかったわけですが、それでも、ずっとそういう活動をしていたような感覚もあって。会社員のときは、個人的制作と会社での仕事がきっぱりとわかれていて、その間を行ったり来たりしながらバランスをとって双方に良い影響が出るように、と考えていました。しかし、フリーの活動というのは、そのあたりの気持ちの持ちようが違っていて、会社でWebをつくっていたときと同じようにコードを書いてjpg画像をつくっているのに、なんとなく、それが個人的制作のような気持ちというのでしょうか。おそらく、デザイナーとして認知された中で仕事をすることが、随分、気持ちを楽にさせているのでしょう。もちろん、以前も社内でデザイナーとして働いていましたが、組織の目指す大筋の方向性とは外れていましたから、いつも「ここ」でデザイナーとして存在することの意味を自問していたような。常に自分の役割や組織に対して果たすべきことを考えていました。今は、自分ひとりで看板を掲げているわけですので、あげるもおろすも、自分の気持ちひとつ。頼りなくもあり、また自由でもあり。
そんなつれづれと振り返る、2007年大晦日でした。
2007年12月24日
今年は、お気に入りのクリスマスツリーがありました。それは、近所のよく通る道沿いにあるお宅のツリー。ある夜、帰宅途中に気づいたのですが、暗闇の中にぼうっとクリスマスツリーのイルミネーションが浮かんでいるのです。「あんなところに?」と思ったのは、そのおウチの2階の部屋にあって、それが周囲の暗闇の中でぽつんと光っています。道行く人が楽しめるように、夜になったら、カーテンを開けて、電気を消した部屋の中でイルミネーションを点灯されるのでしょうね。素敵な贈り物のような2階の窓でした。
2007年12月5日
去年に引き続き、今年もスローアートショーのカタログを作成しています。実践の記録として手元に俯瞰するものがあるということは、活動を継続する際に有効ですね。まあ、なんてことももちろん思うわけですが、つくっているときの気持ちは、楽しかった時間を丁寧に拾い上げるような、単純に幸福なものです。そういう気持ちが漂うカタログになるといいな。
2007年12月4日
時々話をする、ある古い友人がいますが、いつも、会話の中で慰められたり勇気付けられたりすることがひとつふたつあります。他にもたくさん古い知り合いがいて、もう会うことはないだろうな、という人もいるわけですが、そんな中で、それでもこうして話をしあえる人もいるものです。毎日の生活の中で、どうしても必要なものではないであろうものが、それでも「ある」ということ、人生の中でなくなったり離れたりしていくものもあるのに、なんだか「続いていく」ものがあるというのも、いいものだな、と思います。
2007年11月23日
すっかり寒くなりました。寒さと暑さ、どちらが苦手?こういう質問をするのは好きなのですが、当の私は、おそらく寒さが苦手。今日、日が暮れた外を小走りで買い物をしているときに、「あ、寒さがやってきた」と思いました。昔の話ですが、松本に住み始めた最初の年、あまりの冬の寒さに驚くと同時に、軽く感じた憤り・・・。なにか理不尽なものにイラっとくるような、そんな感覚でした。それもこれも、今は懐かしくいとおしいものですが。
さて、そんな私とは対照的に、冬生まれの母は、冬がやってくると気が満ちるようで、「よし来た、やるぞ」という感覚だそうです。母にとっては「雪はハレ」とのことですし、明るい季節なのでしょうね。
2007年11月17日
以前、友人と「個人的にせつないモノ」について話していたことがあったのですが、その友人いわく「キリンってせつないよね」と。私は「やっぱり、グレープフルーツかな」。いや、なにが「やっぱり」なのかはわかりませんが、それを聞いた友人も「あ、わかる、グレープフルーツってせつない」と。思えば、その友人とは、常にこういう会話だったような気がします。
さて、そんな私が久しぶりに感じた、ちょっと特別な感覚のモノ。またしても食べ物ですが、Meijiの「ポルテ」。チョコレートってだけでちょっとせつないのですが、このポルテ、たしか、初めて登場したのは、私が大学生の頃でした。当時、この食感と大人びた味がまわりでもちょっと話題になり、私が最初に口にしたのも、後輩の女の子が「これ、すごく美味しいんですよ」と言ってひとつ渡してくれたときでした。私、自分の味覚にあまりこだわりがないせいか、こういうことをよく覚えています。例えば、誰かと食事をしたときの「ここのお店は、鯛茶漬けがとにかく美味しいんだよ」とか、そういうの。もしかしたら、いつかまたそれを食べるときに、教えてくれた人のことを一緒に思い出すことが好きなのかもしれません。
2007年11月10日
大学生と一緒に就活イベントに関わる仕事をしていましたが、いよいよ明日はその開催日。実行委員の方たちは半年前から準備をしていたそうですので、当日をむかえるにあたって、ほっとしたり寂しかったり、そんなところでしょうか。
仕事の打ち合わせ場所として、時々、大学のキャンパスに伺っていましたが、今の学生って、お洒落でかわいいですね!自分が大学のときっていったら、もっとキャンパス全体が冴えない感じでした。
2007年11月5日
ぼんやりと何かを待っているときなどに、目にしているもののデザインを見ていることが多いのですが、最近、よく近所のスーパーの隅などで、積んであるダンボールを見ていました。「信州中野 巨峰」とか、そういう文字が入った野菜や果物のダンボール。お菓子のパッケージを隅々まで見たり、店内のサインデザインを眺めたり。んー、あれですよ、いわゆる誰かが買い物をしている間、レジのあたりで待っていたりするときにすることです。どんなものにも、きっとこれをデザインしている人がいて、自分だったらどんなふうにデザインしようかな、と思うひとときです。
2007年11月1日
あるコンサートのフライヤーの入稿を終え、ほっとしています。パターン提案から大筋を決めるところまではいつも通りだったのですが、その先の詳細情報を詰めるところで時間がかかりました。文字を少しずらしたり、サイズを少し下げたり、そういう作業。つくづく、デザインとは、情報の伝達であり、情報の整理だと思いました。ちょっと思い出したのが、私自身、字間や行間なんかが気になって、会社勤めをしているときには、そういう修正をよく出していたっけ。そういうとき、なんとなく、自分がデザインを学んだ時代背景についても思い出したり・・・。私が大学のときというと、ちょうどmacでデザインをするということが現場に広がってきていた頃でした。学校の授業では、レタリングやカラーチップで色指定をするようなことを学びながら、アルバイト先では、macで地図を作図したり。とはいっても、そのバイト先でも、場合によっては、ペンとホワイトでイラストを描くこともあるなど、いずれにしても過渡期だったのだと思います。そんな中でデザインを学べたのは、ラッキーだっと今は思います。Webデザイナーというのは、コードを書くことから入った人たちも多いジャンルだと思うのですが、私自身はそうではなかったということ。DTPに馴染むのも早かったけれど、定規とガラス棒で線を引いていたのも、なにかにつながっているような気がします。
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