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diary
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2012年4月28日
日程が確定しましたが、秋には大グループ展の「アートガーデン」と、くごうさんとの二人展がほぼ重なってきます。アートガーデンは屋外でのインスタレーション、二人展では絵画作品を出品予定。性質の異なる作品を同時に発表することになりそうです。アートガーデンのほうは事務局の仕事が始まっていることもあって、自分の作品に集中できないような予感はしていますが、それでも、久しぶりのインスタレーションとあって、楽しみです。
さて、昨日は二人展の会場ともなるガラスのピラミッドへ。とにかく小林さんの新作を見られるということで楽しみに出かけてきました。もう、何度も何度も繰り返し考えてきたことですが、女の人が生涯を通して制作活動を続けることにまつわる諸々の出来事。小林さんと話しながら、あらためてしみじみと実感しました。ブランクが続いて、ともすればこのまま創作活動は終わってしまうのではないかと思ったとしても、それでも新作を待っている私のような人はいるし、泉はまた涌いてくると思います。「子育ての中で、新しい引き出しができるんだよ」と、男の人に励まされたとして、そこにどれだけの実感があるんだろう。それはきっと真実ではあると思いますが、当の女の人は、もっと割り切れない気持ちを併せ持ちながら焦ったり悩んだりするものだと思います。実際、同世代の女性の作家たちは、いつのまにか新作を発表しなくなっていくのです。
でも、大丈夫、大丈夫。久しぶりに見た小林さんの新作は、これまでと違った手法を取りながらも、やはり魅力的なことに変わりなく、少しずつカタチを変えながらこれからもゆっくりであれ新作が生まれるのだろうと、そう思いました。
2012年4月24日
年度末の慌しさから、今度は新年度のそわそわへ。今週に入って年度始めの諸々の書類の作成もほぼ終わり、ちょっと落ち着きました。そんな新年度の作業の合間に、桜を見る日々でしたが、それも、そろそろ散り始め。散って寂しいはずなのに、どこかほっとしているのも事実です。咲くのが待ち遠しい反面、咲いてしまうと散る心配をしてしまうのが原因なのでしょうね。だから、散った花びらが道に落ち始めると、ようやく落ち着いた気持ちで、「きれいな花びらの絨毯だな」などと鑑賞してしまいます。そもそも、花が落ちているのは以前から気になるというか好きなのかもしれない・・・。自分の中にある原風景的なビジュアルとして、水溜りの縁に金木犀の花びらが落ちている状態があります。それは桜の花びらに置き換えてもよいのかもしれませんが、なんだろう、水と花の静かなイメージですね。あ、でも、桜の近くで咲いている木蓮については、散らないで咲いていてほしいと思ってしまいます。
2012年3月30日
送別会が続く時期ですが、どれも清々しい場で、また春から頑張ろう、という気持ちになります。さて、今年度の予定も少しずつ見え始めたわけですが、思いがけず作品発表の場が増えそうです。夏以降から順番にグループ展が始まりますが、中でも、1つは事務局になっていることもあり、なにやら懐かしい感覚です・・・。秋の開催まで長丁場になりますが、どうか無事に笑顔で終われますように。
2012年3月21日
きっかけは簡単なことです。印刷関係の仕事のために、しばらく使っていなかったPCを使い始めたこと。古いPCのメーラーには、やはり古いメールがそのまま残っていたりするわけで。何気なく見ていたら、自分の転機にあたる2006年の出来事などをつらつらと思い出すことに。私にとっては、2006年以前と、それ以降に人生が分かれるんだろうなあと思うにつけ、今は「以降」を生きていることになります。後悔はありませんが、会えない人のことを、ただ、懐かしく思います。
さて、以前の私は、自分だけの心地よい高原や小川を探していました。小川のほとりで絵を描くことは、当時の私の逃避であり、憧れであり、そして正しい解でした。でも、今の私は、小川は遠くにあるものではなく、自分の中にしかないのだと、そう思います。仕事を終えた静かな深夜のリビング。もう、以前借りていたアトリエもありません。リビングの床に新聞紙を敷いて、キャンバスを立てかければ、それが今の自分のアトリエ。小川で水は汲めないけど、流し場で水を汲み、筆を持つと、穏やかな気持ちになります。小川を探さなくなったことを寂しく思った時期も過ぎ、今は、それがこんなに近くにあったのだと、ただ気づいたにすぎないと、そんなふうに静かに思います。
2012年3月14日
3日間のチャリティ展も終了。今年は、1点出品し、1点購入しました。自分の作品が売れたことで寄付に協力でき、さらに、自分でも購入して寄付をする、と。まあ、もちろんそれはそうなのですが、単に会場にいると、つい作品が欲しくなってしまうのです。去年は、会場当番で2日いる間に2点購入・・・。今も、アトリエに飾っています。今年購入したアマリリスの水彩画も、早速、飾りました。ちなみに、随分昔のことになりますが、「アマリリス」というタイトルの真っ赤なデザイン作品を描いたことがあります。私の場合、「アマリリス」は歌のタイトルのほうから付けたもので、譜面からとったリズムを描いたもの。花も好きだけど、あの歌も好きです。
さて、年度末に向けての諸々の仕事も、随分終わりが見えてきました。今月の前半は、正直、ちょっと他の記憶がないくらいPCの前にいたわけですが、ふと気がつけば今月も半ばです。落ち着いたら、新しい絵を描きたいなあ。
2012年2月29日
今年は秋に二人展を予定していることもあり、お相手と、慌しくも楽しく近況報告を。2008年のスローアート以来なので、随分久しぶりの再会です。いや、二人展のことよりもいろいろ話したいことが多くて!
作品展の内容はこれから少しずつ話をしていくことになると思いますが、私個人としては、普段はあまり描かない小品をメインに発表しようと思っています。というのも、冬に描いた8号のポインセチアの絵をピアノの上に置いているのですが、案外こういうさらっと部屋に馴染むものっていいなあ、と。今までは、部屋の中で自分の絵を目にすることは居心地が悪かったのに、最近は穏やかな気持ちでいられるようになったみたいです。
そうそう、きっと信じてもらえないと思うのですが(誰に?)、私は、今でも自分の部屋には佐光くんが大学の授業の課題で描いた6号の模写作品を飾っています。佐光くんが「いらない」というので、「えー、処分するならちょうだい」と言ってもらったもの。明るい色調で適度に力の抜けた模写が、妙に気に入って。自分自身はルノワールの少女の作品を模写したのですが、それは、今頃、どこにあるのか記憶にない・・・。卒業して随分経つのに、なぜかまったく飽きないというのも不思議なものです。
2012年2月22日
公開の近いサイトを幾つか持っていることもあり、少しずつ時間をみて絵を描くこともできず、いよいよ、絵の具箱も片付けてしまいました。リビングには、テーブルの上に絵の具箱、食材の横に紙パレット、化粧品入れの横に筆立て・・・というように、支離滅裂な感じで画材が散らばっています。今は、少しずつ片付け、テーブルには2台目のPCを移動してきました。このPCは、印刷物用に使用します。
そんな中ですが、恒例の至高の精神展は見に行きました。静かだけれど、濃密で充実した作品群は、やはり胸に迫るものがあります。いつも、高慶さんの作品を見て思うのは、クリアな硬質さです。柔らかいものを描いているのに、どこか「カチッ」としていて、それが潔いというか。具象だけど、どこか整理されたデザイン画のようでもあり、やはり「カチッ」としています。版画、油彩、鉛筆、アクリル。きちんとテーマをしっかり持っている人は、どんな表現であれ揺るがないものがあり、気持ちがよいものですね。大仰なテーマを大上段に構えるのではなく、手の届く身近なものをしっかり捉える中から、エターナルなものを紡ぐ。まさに高慶さんの世界。 さて、仕事、仕事。
2012年1月21日
松岡さんのサイトも無事に公開し、お祝いも兼ねて一緒にランチに。ベトナム料理のお店で、アオザイを着た店員さんがなんともかわいい。昔、バンコクには行きましたが、ベトナムは行きたいなあ、と思いつつ行ったことがないところです。いつか、現地で春巻きやフォーをぜひ!
2012年1月22日
ずっとぼんやりと思っているのは、音楽をベースにした作品を描くこと。去年は、なんとなく失敗したまま完成させてしまったというか・・・もうちょっと完成図を明確に持ったほうがよいのかな、と思いました。以前、関先生がバッハを好んで聴いていらっしゃるという話を聞いて、深く「なるほど」と思ったものです。先生の作品とバッハはしっくりきます。そういう私も、大学のときの自主制作でインベンションの楽譜からおこしたような作品を作ったことがありました。まあ、あまりにも単純すぎたな、と今は思いますが。他にも、アプローチは違いますが、ドビュッシーのようなきらきらした色彩溢れる作品を、やっぱり描きたいなあ、と。これは、遠い目標にしておきますが!ドビュッシー以上のきらめきにはどうしたって及ばないような気がしますが、いつかそんな情景を紡ぎたいものです。
2012年1月21日
なかなかタイミングが合わず、久しぶりの訪問となった「A.Y.C cafe」。ここにご飯を食べに行くときは、たいてい学校の帰りということもあって、ほっとした気持ちでお店に向かいます。そうすると、お店では、目代さんやさっちゃんの元気な顔が待っていて、なんだかそれだけで自分も元気になれます。さて、このお店は、勝手に「身内」のような気持ちでいることもあって、「お昼時の忙しい時期は遠慮しようかな」とか「食べた後の食器くらいは、キッチンに運びたい」というような気持ちになってしまいます。そういう場所があるのって、いいものですね。
2012年1月15日
城址公園の左義長に行った後、坂田先生の作品展を見に行きました。坂田先生、ご本人にお会いするのは初めてなのですが、美術部の教え子から時々話を聞いていたこともあって、なんだか初めて会う感覚がありません。「いつもパリッとスーツを着ているんだけど、体育大会のときにもやっぱりスーツに革靴で、でも、ちゃんと借り物競争とかやるんだよ」って。素敵な先生ですね。
さて、会場にある作品は、新春に相応しい、爽やかで明るい花の絵が多く、見ているだけで華やいだ気持ちになりました。ちょっとだけ、私も描きたくなりました。
2012年1月9日
近美「みんなのアートミュージアム」。今年は純粋に楽しみながら見ていられますが、去年は出品する側だったので、この日を迎えるまでが大変でした。そんなこんなも1年経って懐かしく思うわけですが、どうしたって、棚田先生のことを思い出して仕方ないわけです。さて、今年の高校枠では、石動がエントリーしていましたが、率直に素晴らしかったです。会場にある作品そのものもそうですが、普段から美術の先生が積極的に活動している様子がよく伝わってきます。学校全体を使ったアート・プロジェクト。長野の中平先生の活動「ながのアートプロジェクト」を思い出させるような活動で、こういう活動が、うまくリンクしていくといいんだろうなあ、って。「学校を美術館にしよう」って、まさに重なる部分があります。
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